【2024年最新】スマホアプリとSNSを活用した防災情報の収集と共有

対策

はじめに

近年、地震や台風、豪雨など、自然災害が頻発しています。
災害はいつ起こるか分からないため、日頃から防災対策を行い、いざというときに備えることが大切です。

そんな中、スマートフォンアプリやSNSを活用した防災情報の収集と共有が注目されています。
スマホアプリでは、リアルタイムな災害情報の提供や避難誘導など、様々な機能が提供されています。
また、SNSでは、安否確認や被災地の情報共有に役立てられています。

本記事では、防災情報を提供するスマホアプリの紹介や、アプリを使った災害情報の収集方法、SNSを活用した安否確認と情報共有について解説します。
ITツールを上手に活用して、災害に備えましょう。

防災情報を提供するスマートフォンアプリの紹介

スマホアプリには、様々な防災情報を提供するものがあります。
これを活用すれば、いち早く被害状況、気をつけるべきこと、次にするべきことなどがわかります。
ここでは、おすすめのアプリを3つ紹介します。
すべてiPhone/Android両対応です。

Yahoo!防災速報

Yahoo!防災速報(無料)
緊急地震速報や津波、避難情報、大雨による災害などさまざまな防災情報をプッシュ通知で受け取れるほか、災害マップや防災手帳など、災害に備えるコンテンツを確認できる無料のスマートフォンアプリ。

「Yahoo!防災速報」は、5,000万ダウンロードを突破した人気の防災アプリです。
地震や津波、豪雨などの災害情報をプッシュ通知でいち早く知らせてくれます。
地域を最大3つまで登録することができ、自宅・職場・実家など、登録した地域の災害情報を受け取ることができます。
また、現在地から最寄りの避難所への経路を案内する機能があり、避難所の開設状況や収容人数なども確認できるため、適切な避難所を選ぶことができます。

NHKニュース・防災アプリ

NHK ニュース・防災アプリ|NHK NEWS WEB
最新ニュースや災害情報をいち早くお届けする公式アプリです。

「NHKニュース・防災アプリ」は、NHKが提供する防災情報アプリです。
全国のニュースや速報、天気予報も見ることができ、災害時だけでなく通常時も活用できます。
地震や津波、大雨などの災害情報をプッシュ通知で受け取れるほか、災害時にはNHKのライブ放送を視聴することもできます。
また、マップ上で雨雲の動きや河川の水位情報を確認できるため、災害の全体像を把握するのに便利です。

特務機関NERV防災アプリ

特務機関NERV防災
特務機関NERV防災アプリは、地震・津波・噴火・特別警報の速報や洪水や土砂災害といった防災気象情報を、利用者の現在地や登録地点に基づき最適化して配信するスマートフォン用サービスです。

「特務機関NERV防災アプリ」は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」に登場する特務機関NERVをモチーフにしたアプリです。
といっても、ユニークなコンセプトながら、中身はしっかり大真面目。
広告も宣伝もなく、地震や津波、噴火などの災害情報を見やすくわかりやすく表示してくれます。
利用者の現在地や登録地点に基づいて、最適な防災情報を提供してくれるのが特徴です。
緊急地震速報や津波警報などの重要な情報は、プッシュ通知で素早く知らせてくれます。
また、避難所の位置なども確認できるため、いざというときに役立ちます。

アプリを使った災害情報の収集方法

スマホアプリを使えば、災害情報をリアルタイムに収集することができます。
ここでは、アプリを使った情報収集の方法を紹介します。

プッシュ通知を活用する

多くの防災アプリでは、地震や津波、大雨などの災害情報をプッシュ通知で自動で知らせてくれます。
設定からプッシュ通知をONにしておくことで、いち早く災害情報を受け取ることができます。

地図機能を活用する

防災アプリの中には、地図上で雨雲の動きや河川の水位情報を確認できるものがあります。
地図機能を活用することで、災害の全体像を把握することができます。
これを活用して、自分の今いるところが安全か、避難すべきかを把握しましょう。

詳細情報を確認する

プッシュ通知で災害情報を受け取ったら、アプリ内の詳細情報を確認しましょう。
避難情報や被害状況など、より詳しい情報を得ることができます。

防災アプリは、いざ災害が起こってからインストールしようとしても、通信網がダウンしていたりすると使うことができません。
あらかじめインストールしておき、もしもの時に備えましょう。

SNSを活用した安否確認と情報共有

災害時には、SNSを活用した安否確認や情報共有も重要です。
ここでは、代表的なSNSであるX(Twitter)とLINEの活用方法を紹介します。
こちらもiPhone/Android両方に対応しています。

X(Twitter)を活用する

X(Twitter)では、ハッシュタグを使って災害情報を検索することができます。
例えば、「#台風〇〇」や「#〇〇地震」などのハッシュタグを検索すれば、被災地の情報を収集することができます。
また、速報性が高く、一般の人の投稿が多いため、ニュースでは報道されないごく限られた一部地域の情報や被害にあった人の生の声をリアルに探すことができます。

ただし、一般の人の投稿が多いということは、誤情報に気をつけることも重要です。
一般の人でもすぐに投稿できてしまうため、勘違い・見間違いによる情報も中にはあります。
また、悪意をもって誤情報を書き込む人もいます。
複数の投稿を総合して、判断することが求められます。

LINEを活用する

LINEでは、自分の住む地域を登録しておくと、Yahoo!防災速報と連携してその地域の災害情報を自動で送信してくれる機能があります。
また、震度6以上などの大規模な災害が起こった際に表示される「LINE安否確認」を利用すると、タップするだけで友だちに自分の安否を知らせることができます。

さらに、家族や友人とのグループトークをあらかじめ作っておけば、いざという時にスムーズにお互いの状態を確認し合うこともできます。
出典:LINEみんなの使い方ガイド「緊急時に役立つLINEの使い方」

まとめ:ITツールを上手に活用して、災害に備えよう

本記事では、スマホアプリやSNSを活用した防災情報の収集と共有について解説しました。

防災アプリでは、リアルタイムな災害情報の提供や避難誘導など、様々な機能が提供されています。
また、SNSでは、安否確認や被災地の情報共有に役立てられています。

これらのITツールを上手に活用することで、災害時の情報収集や避難行動がスムーズになります。
日頃からアプリやSNSに慣れておくことが大切です。

自然災害はいつ起こるか分かりません。
しかし、ITツールを活用した防災対策を行うことで、情報がすぐ手に入ったり、迅速な行動ができたり、被害を最小限に抑えたりすることができます。

防災アプリやSNSを上手に使いこなして、災害に備えましょう。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました