はじめに
地震が発生した際、家具や家電が転倒や落下し、人や物に被害をもたらすことがあります。
そこで、地震の影響を軽減するために家具や家電をしっかり固定する方法が重要です。
以下にそのポイントを見ていきましょう。
家具の固定ポイント

大きな家具や重い家具は、地震の揺れによって転倒する恐れがあります。家具を壁や床にアンカーボルトや金具で固定しましょう。
特に、本棚やタンス、テレビ台などが転倒の危険性が高いです。
今では、突っ張り棒で家具が固定できたり、テレビも吸盤のようなものが付いているものもあり、テレビ台に吸着できるものもあります。
転倒防止用の突っ張り棒は結構緩んできますので、時々点検しておきましょう。
家電の固定ポイント
家電製品も地震によって転倒し、けがをしたり故障したりすることがあります。
テレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電製品を壁や床に固定するための専用の金具やストラップを使用しましょう。
また、重い家電はできるだけ下部に配置し、安定感を高めましょう。
滑り止めのシートなども売っていますので、家電の下に敷いておくと安心です。
棚や飾り物の配置ポイント
地震時には棚や飾り物が落下して危険を生じることがあります。
壁掛けの棚や飾り物は、しっかりと固定するか、転倒のリスクを考慮して軽いものに置き換えるなどの対策を行いましょう。
地震が来ても落ちないように、壁に掛けてあるものなども一度見直して、模様替えを兼ねて点検整理することも心がけましょう。
子どもの安全対策ポイント

子ども部屋や遊び場所の家具や家電も地震対策が必要です。
子供部屋の整理整頓をするときに、親の目からも危険な個所はないか点検して、危険な個所は気が付いた時にすぐに改善していくことが大切です。
固定する方法や配置の見直しを行いましょう。
そして、子供たちにも地震が起きたらどうしたら良いのかを話しておくことも大切です。
定期的な点検とメンテナンスポイント
家具や家電の固定具や取り付け部分は、定期的に点検し、緩んでいないか確認しましょう。
必要に応じて固定具の交換や補強を行い、安全性を確保しましょう。
これらのポイントを実践することで、地震の影響を軽減し、家族や財産を守ることができます。
地震対策は、事前の準備と定期的な点検・メンテナンスが重要です。
まとめ
日頃から、危険な個所をチェックしておくようにしましょう。
気が付いたら、その都度対策を行っていくようにしていく心がけが大切です。
家族で、我が家の点検日を作っておいて、皆で話し合いながら点検をしていくのも、家族に中で防災意識を高めることができます。