地震発生直後にやるべきこと|命を守るための行動を時系列で解説

はじめに

地震は突然発生します。

大きな揺れに襲われると、誰でも慌ててしまいますが、そのときの行動が自分や家族の命を守ることにつながります。

大切なのは、「何をすればよいか」をあらかじめ知っておくことです。

この記事では、地震発生直後から数日後まで、時系列に沿って取るべき行動をわかりやすく解説します。

時系列早見表

時間やるべきこと
0~1分まず身を守る(机の下・頭を守る)
1~5分家族の安全確認・火の元確認
30分以内正しい情報収集・余震に注意
1時間以内必要に応じて避難(津波のおそれがある場合は直ちに避難)
当日ライフライン確認・備蓄を活用
1~3日節約しながら生活・余震に備える

地震発生直後(0~1分)

緊急地震速報を見聞きしたらり、強い揺れを感じたら、まず自分の身を守ることが最優先です。

慌てて外へ飛び出すのではなく、丈夫な机やテーブルの下にもぐり、頭を守りましょう。

座布団やクッション、バッグなどでも頭を保護できます。

家具から離れ、窓ガラスや棚の近くには近づかないようにしましょう。

エレベーターに乗っている場合は、すべての階のボタンを押し、停止した階で降ります。

地震対策については「地震対策の基本|住宅の耐震化と家具固定で被害を減らす方法」で詳しく紹介しています。

揺れがおさまった直後(1~5分)

揺れがおさまったら、周囲の安全を確認します。

家族の無事を確認し、けが人がいれば応急手当を行いましょう。

火を使っていた場合は、火の元を確認します。

ガスの臭いがする場合は、火気を使用せず、電気のスイッチや換気扇にも触れないようにします。

可能で安全な範囲でガス栓を閉め、ガス事業者などの案内に従いましょう。

建物の倒壊や余震の危険がある場合は、すぐに安全な場所へ避難しましょう。

家族の安否確認は、「家族の安否確認方法|災害時に家族で決めておく避難計画」で詳しく紹介しています。

発生から30分以内

余震は繰り返し発生することがあります。

倒れそうな家具や割れたガラスに注意しながら行動しましょう。

スマートフォンやラジオ、防災アプリなどで正確な情報を集めます。

デマやSNSの未確認情報に惑わされず、自治体や気象庁などの信頼できる情報を確認することが大切です。

近所で助けを求めている人がいれば、自分の安全を確保したうえで協力しましょう。

防災アプリは、「防災アプリおすすめ10選|災害時の情報収集と安否確認に役立つアプリを紹介」で詳しく紹介しています。

発生から1時間以内

避難が必要かどうかを判断します。

避難が必要になる主なケース
⇒ 自宅にとどまることが危険
⇒ 津波のおそれがある
⇒ 建物の倒壊のおそれがある
⇒ 火災が発生・延焼している
⇒ 自治体から避難情報が出ている

避難するときは、非常持ち出し袋、スマートフォン、財布、常備薬、身分証明書などを持ち、徒歩で避難することが基本です。

自動車は緊急車両の妨げになることがあるため、やむを得ない場合を除いて使用は控えましょう。

下記の記事も参考にしてください。

👉 在宅避難と避難所避難|どちらを選ぶべき?判断基準と必要な備えを解説

👉 非常持ち出し袋に入れるものリスト|避難時に本当に必要な持ち物を解説

発生当日

ライフラインの状況を確認します。

停電や断水、ガス停止などが起こる可能性があります。

飲料水や非常食を確認し、できるだけ節約して使用しましょう。

冷蔵庫は必要以上に開閉しないことで、食品を長持ちさせることができます。

スマートフォンの充電もできるだけ節約し、必要な連絡を優先します。

備蓄については、「地震の備蓄は何日分必要?食料・水の目安を紹介」で詳しく紹介しています。

発生から1~3日

大規模な地震では、ライフラインの復旧まで数日かかることがあります。

備蓄している飲料水や非常食を計画的に使いましょう。

トイレは非常用トイレを使用し、衛生管理にも注意します。

体調を崩さないよう、十分な水分補給と休息を心掛けましょう。

また、余震が続くこともあるため、常に避難できる準備をしておくことが大切です。

非常トイレの備蓄は、「非常用トイレの数は?|家族人数別の備蓄目安」で詳しく紹介しています。

やってはいけない行動

地震発生直後には、危険な行動もあります。

✖ 慌てて外へ飛び出す

✖ エレベーターを使う

✖ 切れた電線に近づく

✖ 冠水した道路や崩れそうな建物へ近づく

✖ 未確認情報をSNSで拡散する

これらの行動は、自分だけでなく周囲の人も危険にさらすことがあります。

落ち着いて状況を判断しましょう。

日頃の備えが命を守る

地震発生時に落ち着いて行動するためには、普段から準備しておくことが大切です。

家具の固定や非常持ち出し袋の準備、家族との連絡方法や避難場所の確認などを日頃から話し合っておきましょう。

また、防災訓練へ参加することで、実際の災害時にも冷静に行動しやすくなります。

まとめ

地震が発生したら、まず自分の身を守ることが最優先です。

揺れがおさまった後は、安全確認や情報収集を行い、必要に応じて早めに避難しましょう。

日頃から備えをしておくことで、突然の災害にも落ち着いて対応できます。

「いつかやろう」ではなく、「今日できることから始める」ことが、大切な命を守る第一歩になります。

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