大雪への備え|雪による停電・断水に備える家庭の防災対策

大雪は雪国だけの問題ではありません

雪が多い地域だけでなく、普段あまり雪が降らない地域でも、大雪によって交通機関の乱れや停電、断水などが発生することがあります。

「少し雪が降るだけだから大丈夫」と考えていると、思わぬ被害に遭うこともあります。

大雪になると、短時間で積雪が急増し、交通障害や停電、物流の停滞などが発生することがあります。

普段あまり雪が降らない地域でも、事前に備えておくことが大切です。

この記事では、大雪による災害に備えて、家庭で準備しておきたいことや安全に過ごすためのポイントをご紹介します。

大雪で起こる主な被害

大雪では、さまざまな被害が発生します。

道路の積雪や凍結による交通事故や立ち往生、停電や断水、屋根からの落雪、建物への被害などが起こることがあります。

また、物流が止まることで食料品や日用品が手に入りにくくなる場合もあります。

雪は「移動できなくなる災害」でもあることを覚えておきましょう。

大雪に関する気象情報を早めに確認する

大雪は地震とは異なり、事前に気象情報を確認して備えられる場合があります。

大雪のおそれがあるときは、気象庁から発表される大雪・暴風雪に関する警報や注意報、今後の降雪予想などを早めに確認しましょう。

大雪になる直前では、道路の混雑や商品の品薄が起こることもあります。

飲料水や食料、燃料、防寒用品などに不足がないか、雪が強くなる前に確認しておくことが大切です。

「気象防災速報(短時間大雪)」にも注意する

短時間に顕著な大雪となり、大規模な交通障害が発生するおそれが高まった場合には、「気象防災速報(短時間大雪)」が発表されることがあります。

この情報が発表された地域では、道路で大規模な車両滞留などが発生する危険があります。

不要不急の外出を控え、車でその地域へ向かうことも避けるようにしましょう。

停電への備えをしておく

雪の重みで電線が切れたり、倒木によって停電が発生したりすることがあります。

停電に備えて、LEDランタンや懐中電灯、モバイルバッテリー、防災ラジオなどを準備しておきましょう。

停電時のグッズについては、「停電時に本当に役立つ防災グッズ一覧|家庭に備えておきたい必需品を紹介」で詳しく紹介しています

寒さ対策を万全にする

暖房が使えなくなることも想定し、防寒対策を準備しておきましょう。

毛布、寝袋、アルミブランケット、使い捨てカイロ、厚手の靴下、防寒着など。

これらがあるだけでも体温の低下を防ぎやすくなります。

家族全員分を準備しておくことが大切です。

停電時の寒さ対策は、「停電時の寒さ対策|冬の停電で体を守る防寒対策」で詳しく紹介しています。

飲料水と非常食を備蓄する

雪によって外出が難しくなることがあります。

また、物流が止まり、スーパーの商品が少なくなることもあります。

最低でも3日分、できれば7日分程度の飲料水や非常食を備えておきましょう。

普段からローリングストックを取り入れておくと、無理なく備蓄を続けられます。

水の備蓄は、「飲料水は何日分必要?家族人数別の備蓄量と保存方法」で詳しく紹介しています。

食料の備蓄は、「ローリングストックとは?無理なく続ける備蓄のコツ」で詳しく紹介しています。

車にも防災用品を準備する

冬は車での移動中に立ち往生することがあります。

車には、毛布、飲料水、非常食、懐中電灯、モバイルバッテリー、携帯トイレ、軍手、スコップ、ブースターケーブル、などを準備しておくと安心です。

燃料も半分以下にならないよう心掛けましょう。

大雪や暴風雪が予想されているときは、不要不急の車での外出を控えることが基本です。

それでも車を使用する必要がある場合に備えて、冬用タイヤやチェーンを準備し、車内にも防災用品を用意しておきましょう。

断水に備えて水を確保する

大雪では、停電や水道設備への影響などによって断水が発生する可能性もあります。

飲料水だけでなく、トイレや手洗いなどに使用する生活用水についても備えておきましょう。

大雪が予想されている場合は、飲料水の備蓄量を確認するとともに、必要に応じて生活用水を確保しておくと安心です。

また、断水すると水洗トイレが使えなくなる場合があるため、非常用トイレも準備しておきましょう。

断水時の洗濯は、「断水時の洗濯はどうする?|災害時に衣類を清潔に保つ方法」で詳しく紹介しています。

断水時のトイレは、「非常用トイレの数は?|家族人数別の備蓄目安」で詳しく紹介しています。

屋根からの落雪に注意する

積雪後は屋根から大量の雪が落ちることがあります。

軒下を歩くときは十分注意しましょう。

雪下ろしや除雪作業は、転落や落雪などによる重大な事故につながることがあります。

一人で作業せず、家族や近所の人に声をかけ、安全を確保して行いましょう。

体調が悪いときや危険を感じる状況では無理をしないことも大切です。

凍結した道路では慎重に行動する

雪が止んだ後でも油断は禁物です。

道路が凍結している場合は転倒や交通事故の危険があります。

大雪や路面凍結時は不要不急の外出を控える。

外出が必要な場合は、滑りにくい靴を履き、両手をできるだけ空けて歩きましょう。

車の運転も急ブレーキや急ハンドルを避け、安全運転を心掛けることが大切です。

家族で連絡方法を確認する

大雪で交通機関が止まると、家族が帰宅できなくなることがあります。

事前に、連絡方法、集合場所、避難場所を話し合っておくと安心です。

災害用伝言ダイヤルの使い方も確認しておきましょう。
① スマホから災害用伝言ダイヤル「171」に電話をかける。
② 「1」で録音、「2」で再生を選ぶ。
③ ガイダンスに従って対象となる方の電話番号(市外局番から)を入力する。

家族の安否確認方法は、「家族の安否確認方法|災害時に家族で決めておく避難計画」で詳しく紹介しています。

日頃からできる備え

大雪への備えは特別なことではありません。

防災用品を点検すること。

非常食や飲料水を補充すること。

冬用タイヤやチェーンを準備すること。

これらを毎年冬になる前に確認しておくことで、安心して冬を迎えることができます。

まとめ

大雪は、交通障害だけでなく停電や断水、物流の停止など、生活に大きな影響を与える災害です。

しかし、事前に備えておけば、多くの不安を減らすことができます。

気象情報を早めに確認し、防寒用品や防災用品、飲料水や非常食を準備しておきましょう。

冬の災害は「寒さ」が命に関わることもあります。

家族みんなで備えを見直し、安全で安心な冬を迎えましょう。

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📄 停電時の寒さ対策|冬の停電で体を守る防寒対策

📄 停電時に本当に役立つ防災グッズ一覧|家庭に備えておきたい必需品を紹介

📄 飲料水は何日分必要?家族人数別の備蓄量と保存方法

📄 ローリングストックとは?無理なく続ける備蓄のコツ

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